紅谷と伊勢音頭

伊勢参宮によって、賑わってきたこの伊勢の地において伊勢音頭は日本民謡の中で
代表的なものとして現在の人々に親しまれています。
伊勢音頭の起源については、諸説がありますが、
享保の頃(1716年〜1736年)
奥山桃雲によって作られた伊勢河崎音頭が源流であると考えられ、その後妓楼にて歌い踊られたとされています。
伊勢音頭は祝唄 正調 道中 別れの唄 さわぎ などがあり、いずれも
ヤートコセーヨーイヤナ アララ コレハイセー コノヨイトコ イセー
と歌われています。
これは、「平和な世の中が永く続きますように伊勢は良いところ」という意味です。
このように、伊勢音頭の歌詞は神宮の御鎮座する伊勢の地を讃える歌い文句が特徴です。
そして、長い道程を歩いて来られた参宮者の「荷物にならない土産」として、
多くの人々が、故郷へ持ち帰り全国に広められ、
現在では様々な形で伝えられています。

当店では、この伊勢音頭をモチーフにしたお菓子を真心込めて謹製いたしております。
是非、ご賞味くださいませ。

伊勢神宮奉納

伊勢神宮(外宮)御祭神「豊受大御神」は、食と産業の神様です。外宮奉納では、生産者の方々が「正直なものづくり」「今後の目標」などを誓った宣誓書と共に、丹精込められた自慢の逸品(食品)を外宮にお納めすることです。平成25年5月15日に伊勢音頭せんべい、伊勢音頭最中、いせおかげを奉納いたしました。こういった機会をいただき、よりよい、お菓子作りに精進し、ますますお客様に喜んでいただける逸品を作っていきたいと改めて身を引き締めていきたいです。

伊勢音頭ラインアップ