伊勢音頭
伊勢参宮によって、賑わってきたこの伊勢の地において伊勢音頭は日本民謡の中で
代表的なものとして現在の人々に親しまれています。
伊勢音頭の起源については、諸説がありますが、
享保の頃(1716年〜1736年)
奥山桃雲によって作られた伊勢河崎音頭が源流であると考えられ、その後妓楼にて歌い踊られたとされています。
伊勢音頭は祝唄 正調 道中 別れの唄 さわぎ などがあり、いずれも
ヤートコセーヨーイヤナ アララ コレハイセー コノヨイトコ イセー
と歌われています。
これは、「平和な世の中が永く続きますように伊勢は良いところ」という意味です。
このように、伊勢音頭の歌詞は神宮の御鎮座する伊勢の地を讃える歌い文句が特徴です。
そして、長い道程を歩いて来られた参宮者の「荷物にならない土産」として、
多くの人々が、故郷へ持ち帰り全国に広められ、
現在では様々な形で伝えられています。
当店では、この伊勢音頭をモチーフにしたお菓子を真心込めて謹製いたしております。
是非、ご賞味くださいませ。